千葉県鋸南町にある廃校を利用した道の駅、保田小学校。
今回は道の駅利用だけでなく、0歳4歳7歳の子供3人と一緒に家族5人で保田小学校に宿泊してきたので、そちらの宿泊体験記を書いていきます!
保田小の宿泊予約は電話か直接
保田小には「学びの宿」という宿泊施設があり、廃校になった小学校の教室に泊まることができます。
これは大人同士の旅行も楽しいですし、子供はもちろん非日常な空間でのお泊まりなので喜びますね…!!
予約は
- 電話
- 直接フロント
のどちらか。
我が家は保田小自体は何度か行ったことがあるものの、予約したいタイミングでは伺えないので電話で予約。
今回大人2人+子供3人(内1人は添い寝)という申し込みでしたが、総額は13,600円。
2023年10月には保田小学校のお隣に保田ようちえんがオープンし、さらに子連れで過ごしやすくなっていました。
保田小公式HPに宿泊についての詳細は載っているので、それ以外の細かな情報としては
- 添い寝の子は部屋の定員にカウントしない(我が家は5人のうち1人添い寝だったため4人部屋に泊まれました)
- 電話予約後、予約確認書が自宅に送付される
- 夜は22時消灯との記載
こんな感じかな。22時消灯に関してはお願いベースだとは思います。
保田小で遊びからの15時にチェックイン
チェックイン当日。
我が家はチェックイン前に保田小で遊びたかったので、
- 11時過ぎには到着し昼ごはん
- 新規オープンした保田ようちえんで遊ぶ
- おやつ食べる
- きょなん楽市で買い物
- 15時ちょうどにチェックイン!
という流れ。
お昼はカフェ金次郎で!
バーガー類やコッペパン、ソフト麺など給食メニューが人気なお店です。
ソフト麺・あげぱん・サラダ・デザートの金次郎セット(1,100円)
ランチボックス(700円)+ポテト(350円)+牛乳(200円)
どちらも美味しかった〜!!
この日は食材の入荷がなかったようで鯨バーガーやアジフライバーガーは欠品…ただ他のメニューも美味しかったので満足です!
保田ようちえんは子連れに最高
新しくオープンした保田ようちえんですが、レストランが増えたのもポイント高いんですがなにより最高だったのはプレイカフェ・赤ちゃんひろば!!
保田小に隣接しているようちえんエリアに行くと外のひろーい広場があり。
奥に進んでいくとレストランやカフェ、ショップが並んでおり、赤ちゃんひろばはショップのお隣にあります。
中が広くて綺麗!!
雨の日も遊べるし、とっても広いうえ靴を脱いで遊ぶ場所なので0歳末っ子もはいはいで動き回って楽しそうでした。
お出かけしてるとまだ歩けないけど動ける赤ちゃんが遊べる場所ってなかなかないから、こういう広場はありがたいです。
そしてその横にぞうさんスムージー。
プレイエリアの外側に椅子が置いてありそこで飲めるので、楽しく遊ぶ子供を見守りつつベリースムージーを飲んで休憩。
これも美味しかったー!子供にほとんど飲まれたけど!
カフェ金次郎でおやつ
どんだけ食べんだって感じですが。
昼ごはんを食べたカフェ金次郎、たくさん遊んだ後またしてもおじゃまし今度はおやつタイム。
さきほどのぞうさんスムージーを子供にほぼ飲まれたので、我々親は今度はコーヒーとカフェオレチョイスです。子供たちはソフトクリーム。
カフェ金次郎のロゴがやたらおしゃれ。
いつもクレープの移動販売車が金次郎の隣にいるんだけど、この日は別のイベントをやってたからかいなかったな。
きょなん楽市で夜のお酒買い出し
保田小はコンビニがない代わりにきょなん楽市・ようちえんショップがあるんですが、ここ17時に閉まります。
自販機はたくさんあるから飲み物には困らないけど、夜中なにか食べたい〜とかなると一旦保田小を出て車で買い出しに行かなきゃなんですよね……
お風呂入った後それは面倒すぎるので、閉店前にここで食材&お酒の買い出しがマスト。
お酒はもちろんつまみになるものもたくさんあるし、夕飯食べにいくのが面倒なら弁当も売ってるし、デザートになるような洋菓子も売ってるし、お土産も買える!
てことである程度必要なものを買ってからいざチェックイン!
総合案内所がフロント
宿泊できるといってもここは道の駅なので、フロントは独立しているものではなく総合案内所での受付になります。
宿泊利用であると伝えると
- お会計
- 施設の説明
- 鍵の受け渡し
という流れでチェックインでした。その辺は普通のホテルと一緒ですね。
レンタル品の支払いもこの時済ませて受け取ってから部屋に行きました。
宿泊部屋は教室!!
今回我が家が泊まったお部屋は2年1組!!
教室の前側だったので、黒板が広くすっきりしています。
後ろ側だとランドセル置き場がずらーーっと並んでるみたい。
早速黒板に落書きする子供たち。
先生がいないから好きなだけ描ける!!と大喜びでした。そうだよね、普段はかけないもんね…!!
教室に泊まるため水道はもちろんなし、風呂トイレ洗面台がないぶんシンプルです。
布団は畳ベッド。
湯沸かしポットと冷蔵庫もあり、フェイスタオルもついています。
- バスタオル
- パジャマ(作務衣)
- 歯ブラシ
- 髭剃り
これらはついていないので、我が家はバスタオル2枚とパジャマ1セットをレンタルしました。
これはパジャマ。
バスタオルもパジャマも300円。計900円のレンタルです。
共用施設としては、廊下に洗面台とトイレ、電子レンジや紙コップ、栓抜き、ゴミ捨て場。
トイレ内にはおむつ用ゴミ箱もあり!
って思ってたけど、なんか全然怖くなかったし子供も普通に行ってました。
ザ・学校のトイレって感じなんだけど、廊下も中も明るいしなんなら壁にディズニーキャラクターいた(笑)
部屋にコップがないので、必要な場合は共有場所にある紙コップをもっていきます。
自販機は建物の外側に4〜5個と総合案内所内、里の小湯に行く途中と結構多め。
これは里の小湯に行く途中のやつ。
夜ご飯は保田食堂で海鮮
保田小学校も保田ようちえんも基本すべて17時に閉まるんですが、土日祝は保田ようちえんにある保田食堂が18時までやっていまして!
弁当を頼むこともできましたが、せっかくなので保田食堂にて早めの夕食を取ることに。
地魚刺となめろうのぶっかけ丼(極み)…2400円くらい
保田定食…2600円くらい
めっっちゃくちゃ美味しかった……
ちょっと割高ではあるけど、まず刺身が分厚い。そして新鮮で魚の味にうるさい夫も「これは美味い」と絶賛。
定食は本日の魚を焼き魚、煮魚、フライから選べて煮魚をチョイス。
鯛の煮付けでしたが、カシラが二つありました。二つ。大皿にドーーン!!って。
ちょこちょこおやつタイムがあった子供たちはそんなにお腹空いてないとのことだったので、上の子はお子さまカレー、下の子は定食を取り分けで十分足りました。
風呂は大浴場ならぬ小浴場
お風呂ですが、宿泊者は保田小敷地内にある「里の小湯」を無料で利用できます。
日帰り温泉もやってますが宿泊者と時間がわけられているので、宿泊者は宿泊者専用時間にゆっくり利用できます。
入り口は暗証番号式、チェックイン時に教えてもらった番号で中へ。
中はそこまで広くないんですが、綺麗で清潔感がありお風呂もゆっくり浸かることができました。
ここびっくりしたのが、赤ちゃん用のバスチェアが置いてあって!!!
いやまさか置いてあると思わなかったので、絶賛ハイハイ大好きっ子が一緒だった我が家はすんごく助かりました…本当にこの気遣いはありがたかった。
ちなみに部屋にドライヤーがないため髪は里の小湯内で乾かすのみ。
我が家は末っ子が待てないためお風呂後一旦部屋へ行き夫に子供を預ける→もう一度風呂に戻り髪乾かす&スキンケアという流れでした。
そして更衣室内は洗面台は2つ、混んでると使えないとかもありそうなので、持ってこれるならドライヤー持参のが楽です。
夜飲みは真っ暗
子供たちを寝かしつけた後少し晩酌。
チェックイン前にきょなん楽市で買ったやつ!
部屋の構造上どうにも電気を少しでもつけると明るすぎるので、真っ暗ななかスマホライトを照らして飲むという…学校の雰囲気をもろに感じて飲みました。
朝食も保田ようちえん内レストラン
保田小学校での宿泊は基本素泊まりのみです。朝食も調達する必要あり。
前日のうちにきょなん楽市でパンを買っとくか迷いましたが、保田ようちえん内にあるベーカリー&カフェfront village dinerは土日祝は朝8時からやっていると!
せっかくなのでここでモーニングです。
パンだしちょうどいい。
8時半頃伺いましたが、他のお客さんがいなかったためソファ席を使うことに。
モーニングの時間帯はドリンクに+料金でクロワッサン&ヨーグルトをつけられます!
カフェオレ+モーニングセットB(奥はアップルパイとチョコクロワッサン)
コーヒー+モーニングセットA
こちらもとっても美味でした…!!
子供たちはそれぞれチョコクロワッサンと飲み物を頼み、足りない分は親のヨーグルトや追加クロワッサンでお腹を満たしました。
土日なのもあってか9時近くになるとツーリングの方が大勢きていてカフェにも寄っていたので、時間によっては混むかも。
まとめる
鋸南町にある道の駅、保田小学校。
廃校の使い道としてこれほど成功している場所はなかなかないかと…!!
観光スポットとしてもよし、移動の拠点としてもよし、宿泊して満遍なく施設を満喫するもよし。
宿泊に関しては時期によって価格の変動がなく固定料金な分、夏休みなどは混雑しそうですね…
子供の長期休みに合わせて旅行を考えている方はぜひ早めの予約をおすすめしますー!
ということで今回の保田小学校宿泊記はこれでおしまい!