こんにちは、ばななです。
東京ディズニーリゾートで2020年9月から新たに始まったスタンバイパス制度。
12月22日からは対象施設が急遽拡大し、いままでのパークの遊び方とはガラッと変わりましたね。
- ファストパスと何が違うの?
- もう並んで乗ることはできないの?
- 1回しか乗れないの?
などなど、今回は巷でもいろんな情報が錯誤しているこのスタンバイパスについて、徹底解説してしていきます!
スタンバイパスとは
このスタンバイパス、簡単に言うと列に並ぶための整理券です。
指定された時間にアトラクションに戻ってきて、そのときはじめて並ぶことができ、アトラクションが利用できるというもの。
ファストパスとどう違うの?
最大の違いは1施設につき1日1回しか使えないことです。
従来あったファストパスは一度取得した後でも、利用が終わりまだファストパスの発券がされていれば、また同じ施設のファストパスを取ることが可能でした。
スタンバイパスはそれが不可能です。
またファストパス発券機のようなものがないので、取得は東京ディズニーリゾート公式アプリからのみとなっています。
それ以外はほぼファストパスと同じで、
- 先着順で時間の指定はできない
- 配布数が終了したら取得できない
- 利用する人数分のスタンバイパスが必要(3歳以下の子供は除く)
- 入園してからでないと取得不可
とこのような仕組みになっています。
スタンバイパスの対象施設は?
2020年12月22日よりスタンバイパス対象施設が拡大しました。
東京ディズニーランドは
- プーさんのハニーハント
- ビックサンダーマウンテン
- バズライトイヤーのアストロブラスター
- モンスターズインク
- スペースマウンテン
- スプラッシュマウンテン
の6施設。
東京ディズニーシーは
- タートルトーク
- タワーオブテラー
- センターオブジアース
- トイストーリーマニア
- ソアリン
- インディジョーンズ
- レイジングスピリッツ
- マジックランプシアター
の8施設。
どれも人気アトラクションであったり、シーの対象施設だと回転効率の悪そうな施設が対象なので、長蛇の列解消のための施策なのだと思われます。
普通に並ぶことはできない?
スタンバイパスの導入施設拡大を発表したときは、こんな声も多くありました。
しかし実際は、これらの不安要素はほとんど解消されています。
ここが解消されるならむしろめちゃくちゃ良い制度!
ディズニー公式でも、このような記載があります。
スタンバイパスの対象施設において、以下の2種類の時間帯が設定される場合があります。
A)すべてのゲストにスタンバイパスなしで並んでいただく時間帯
B)スタンバイパスをお持ちの方のみがご利用いただける時間帯
東京ディズニーリゾート公式HP/よくあるご質問
運営状況によりAの時間帯は設定されないこともあるとの記載もありましたが、現在ソアリン以外はほぼ設定されているのが現状です。
また12月22日以降のアトラクションの運営状況やTwitter情報を集めてみると、
- ソアリン以外のアトラクションは全て並べる時間がある
- 基本的には夜の時間帯は一律で開放
- 朝の時間帯は一部施設が開放している
とのこと。
スタンバイパスを利用してのアトラクション乗車自体は1施設につき1回しかできないですが…
通常通り並べる時間をうまく活用すれば、好きなアトラクションを何度も楽しむことも可能です。
むしろ日中の一番混む時間帯をスタンバイパス利用で乗車できるため、比較的待ち時間も短くなり計画的に行動もできるので良いことづくしですね。
並べるかどうかの見分け方は?
実際にパークで遊んでいる時、今この時間で並べるのかな?となった時、並べるかどうかを見分ける方法があります。
こちらも東京ディズニーリゾート公式に記載されていました。
アプリで各施設の詳細画面にて運営状況をご確認下さい。
A)の時間帯は「待ち時間」とスタンバイパスの発行状況(発行しています(注1)/発行を終了しました)が表示されます(注2)
B)の時間帯はスタンバイパスの発行状況(発行しています/発行を終了しました)のみが表示されます。※入園していなくてもアプリで現在の状況を確認できます。ご参考までに、開園したあとの対象施設の状況をご覧いただくことをおすすめします。
(来園される日とは状況が異なる可能性があります)
A・Bの時間帯は前項にて引用した部分です。
簡単にいうと、
▶︎ 通常通り並んで乗れるアトラクション
待ち時間が出ていないもの
▶︎ スタンバイパス取得者のみ
ということ。
こちらが実際のアプリでのマップ画面。
このように並べるものには待ち時間が、スタンバイパスにて運営中のものには9:00〜21:00と運営時間が表示されています。
アトラクションをタップすると、現在のスタンバイパス発行時間も確認できます。
ちなみに朝一の時点でソアリンとビッグサンダーマウンテンでこれだけスタンバイパスの取得スピードが違います。
リスト画面で見るのもおすすめ!
マップ画面ではなくリスト画面で見る場合、このように待ち時間順など並び替えができるので、こちらもとっても便利。
平日12時半のアトラクション待ち時間【TDL】
運営時間のみのため、スタンバイパスがないと利用できない時間ということですね。
平日20時過ぎのアトラクション待ち時間【TDL/TDS】
待ち時間が出ているため通常通り並んで利用できますね!
週末9時過ぎのアトラクション待ち時間【TDL/TDS】
待ち時間が出ているため並べますが、やはり人気アトラクションは待ち時間が長いです。
またこちらの画像にはありませんが、一部施設はこの時間帯からすでにスタンバイパスのみでの運営もありました。
(待ち時間をだしていないため、リストでは一番下に表示されます。)
アプリでの待ち時間はパークにいなくても誰でも閲覧可能なので、行く予定の曜日や直近の運営状況はぜひ確認しておきましょう。
スタンバイパスのデメリットは
東京ディズニーリゾートで導入アトラクションが拡大したこのスタンバイパス。
デメリットをいくつか挙げてみます。
ディズニー公式アプリが必要
スタンバイパスですが、昔あったファストパスのように発券所というものがないため全てアプリ上で取得するシステムになっています。
そのためそもそもアプリがない方は新しくダウンロードし、ディズニーアカウントを登録する必要があります。
スタンバイパスの取得方法自体は公式に画像付きで詳しく説明されているので、そちらをご覧ください。
東京ディズニーリゾート公式ホームページ/スタンバイパス取得方法
入園時間によって取れないものがある
これは正直運もあると思うんですが…
入園時間が遅ければ遅いほど、残っているスタンバイパスが少なくなるのは必然です。
ただしスタンバイパスが取れなかったとしても夜の時間帯で通常通り並べることのほうが多いので、夜までパークにいる予定の方はその時間にもチャンスが巡ってくるかと。
確実にソアリンに乗りたい、いろんなアトラクションに乗りたいと言う方はなるべく早い時間で入園しましょう。
スタンバイパスでも30分以上並ぶ
これはTwitterでもよく見かけた意見なのですが、特に
- 人気アトラクション
- すべての入園時間が過ぎたあと
- 一時停止などがあったアトラクション
これらはスタンバイパスでも待ち時間が発生しがちだそうで。
特にこの3つの条件が重なった時はどうしても多くの人が同じ時間に乗りに来てしまうため、最悪ですね…
そもそも長蛇の列になるソアリンやトイマニは1時間も待ったと言う口コミも。
「5分〜10分で乗れたらラッキー!」ぐらいの気持ちで乗りに行った方が気持ちは楽かもしれませんね。
計画的に取らないと予定が被る
スタンバイパスの時間は自分で好きに選べるわけではなく、ファストパスのように先着順でその時取れる時間が決まっています。
- 取った時間がレストランと被ってる
- エントリーで当選したアトラクションと同じ時間!
なんてことにもなりかねません。
ただしこれに関しては、アプリ内で全てを管理していればパス取得時点で『この予定が近い時間にありますよ』と教えてくれるので、回避はできそうです。
上手に活用するにはアプリが必須ってことね!
まとめる
今回は東京ディズニーリゾートで2020年12月22日から対象施設が拡大した、スタンバイパスについてをまとめました!
発表された当時はいろんな憶測が飛び交い不安な方も多かったと思いますが、実際は比較的スムーズに回れるように考えられています。
ぜひとも活用して計画的にパークを回りたいですね。
そして声を大にして伝えたい事は、
アプリは必ずダウンロードして目一杯活用しましょう!
と言う事!
アプリをいかに上手に使うかが快適なパーク体験ができるかの鍵となります。
それでは、お読みいただきありがとうございましたました!